会社を成長させる「会計力」
【第8回】
「企業が永続する条件」
島崎 憲明
《百年企業》
企業にとって「環境変化への適切な対応」は、企業として生き残る、さらには、持続的な成長を遂げるために必須の条件である。
現存する多くの老舗企業はこの「変化への対応」ができたからこそ現在も事業を続けているのだが、一方で企業の永続と成長は「変わってはならない経営の軸」を守り続けてきた結果でもある。
つまり、「変えていくべきもの」と「守り続けるべきもの」とがあるということだ。
朝日新聞社編の『日本の百年企業』によると、創業・設立100年以上の老舗企業は全国に2万社以上あり、日本は世界でも類をみない「老舗大国」である。
老舗は目先の利、自らの利だけを追わずに、社会とともに生き、生かされてきた。近江商人に伝わった「売り手よし、買い手よし、世間よし」という、いわゆる「三方よし」の教えは、現代のビジネスにも通ずる。
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