会計事務所 “生き残り”
経営コンサル術
【第4回】
「決算が終了すれば
必ず経営分析の資料をつけているが、
これは本当に役立っているのか」
株式会社 経営ステーション京都 代表取締役
京セラ株式会社 元監査役
公認会計士・税理士 田村 繁和
受験勉強をしていますと、必ずと言っていいほど経営分析の話が出てきます。また本屋さんへ行くと、経営分析の本がズラッと並んで置いてあります。
私は学生の頃、経営分析の本を見て、早くこんな企業分析ができるようになりたいなあと憧れたものでした。
私は会計士試験に合格して、税務署へ勤務しました。調査先で税理士からソフト会社の経営分析一覧表を見せてもらった時には、こんな資料がコンピュータで出てくるのかとびっくりしてしまいました。
独立して実務についた時には、決算が終われば必ず経営分析表をつけてお客様に説明するのが、最良にして最高の指導であると信じていました。
ましてや、会計ソフトの会社がすばらしい経営分析表を売り込んできましたので、より一層、当然のことと思い込むようになっていきました。
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