〔検証〕
適時開示からみた企業実態
【事例53】
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
「公認会計士等の異動に関するお知らせ」
(2020.10.1)
公認会計士/事業創造大学院大学准教授
鈴木 広樹
1 今回の適時開示
今回取り上げる開示は、ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(以下「H&C」という)が2020年10月1日に開示した「公認会計士等の異動に関するお知らせ」である。
これまで会計監査を受けていた有限責任あずさ監査法人(以下「あずさ監査法人」という)が退任することとなったのだが、後任の監査法人は未だ決まっておらず、「現在、選考しております」と記載されている。
2 監査法人退任の理由は?
H&Cは、2020年9月30日に「第16期有価証券報告書の提出、並びに過年度の有価証券報告書等、決算短信等の訂正に関するお知らせ」を開示し、2016年4月期以降の有価証券報告書や決算短信などを訂正している。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。