企業の香港進出をめぐる実務ポイント
【第5回】
「香港の税制(後編)」
アースタックス税理士法人
アースタックス・ビジネスコンサルティング(香港)有限公司
税理士 白水 幹範
(前編は「こちら」)
所得税の徴収管理
1) 内国歳入庁(IRD:Inland Revenue Department)
香港の税務局のことであり、主要な税金の徴収管理を司る機関である。
全体でも2,800人程度(2012年4月時点)と非常に限られた職員で運営されている。
2) 賦課課税制度
香港の所得税は、賦課課税制度がとられている。
ちなみに日本では、納税義務者が税務申告書を作成して提出し、その申告書に基づき納税する申告納税制度がとられている。
香港では、納税義務者から提出された税務申告書に基づき税務局が査定を行い、賦課決定通知書を納税者に交付する。
そこに記載された納税額及び納付期限に従い、納税義務者が納税を行うことになる。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。