〔検証〕
適時開示からみた企業実態
【事例111】
KeePer技研株式会社
「(変更)公開買付への応募及び特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」
(2025.10.24)
公認会計士/事業創造大学院大学教授
鈴木 広樹
1 今回の適時開示
今回取り上げる開示は、KeePer技研株式会社(以下「KeePer技研」という)が2025年10月24日に開示した「(変更)公開買付への応募及び特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」である。
株式会社ソフト99コーポレーション(以下「ソフト99」という)が2025年8月6日に「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」を開示し、ソフト99の経営陣によるMBO(経営陣による企業買収)の一環として、堯アセットマネジメント株式会社(以下「堯アセットマネジメント」という)がソフト99に対するTOB(株式公開買付け)を実施するとしていた(以下、このTOBを「ソフト99経営陣によるMBO」という)。
KeePer技研は2025年8月15日に「公開買付への応募及び特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」を開示し、そのソフト99経営陣によるMBOに応募するとしていたのだが、今回の開示では、それを変更し、ECMマスターファンドSPV3によるソフト99に対するTOB(以下「エフィッシモによるTOB」という)に応募することにしたという。
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