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No.394(2020年11月12日) 目次

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解説

酒井克彦の〈深読み◆租税法〉 【第93回】「法令相互間の適用原則から読み解く租税法(その3)」~後法優位の原則~
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 酒井 克彦
「後法は前法に勝る」とか、「後法は前法を破る」という法諺がある。 これは、その効力が同等である2つ以上の法令の矛盾抵触がある場合において、法令の所管事項の原則(本連載「その1」)によっても、法令の形式的効力の原則(本連載「その2」)によっても、特別法優先の原則によっても解決できない場合に時間的に後から制定されたものが前に制定されたものよりも優越するということを表す考え方である(伊藤義一『税法の読み方 判例の見方〔改訂版〕』84頁(TKC出版2007))。
谷口教授と学ぶ「税法の基礎理論」 【第47回】「租税法律主義の基礎理論」-手続的保障原則-
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 谷口 勢津夫
今回は、租税手続法(租税争訟法を含む)に関する租税法律主義の内容として、適正手続の保障を要請する手続的保障原則を取り上げ検討する。 租税手続法について、「租税の賦課・徴収は公権力の行使であるから、それは適正な手続で行われなければならず、またそれに対する争訟は公正な手続で解決されなければならない。」(金子宏『租税法〔第23版〕』(弘文堂・2019年)88頁)と説かれるのが、このような要請が手続的保障原則である(拙著『税法基本講義〔第6版〕』(弘文堂・2018年)【27】参照)。
〔資産税を専門にする税理士が身に着けたい〕税法や通達以外の実務知識 【第9回】「建築基準法・都市計画法の基礎知識(その1)」-用途地域-
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 笹岡 宏保
都市機能の維持及び発展のためには、土地の有効利用を図ることが必要とされます。その一方で、無秩序な開発が行われると効率的な都市計画の妨げになってしまいます。 そこで、都市計画法において『用途地域』の区分が規定されており、都市計画において区分された地区ごとに、当該地区に適合する建築物の建築が行われるものとされています。 そうすると、都市計画法に規定する用途地域を確認することで、相続税等における土地評価で確認することが求められる『その地域』の認識の理解が深まるものと考えられます。
組織再編税制、グループ法人税制及びグループ通算制度の現行法上の問題点と今後の課題 【第11回】「繰越欠損金」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 佐藤 信祐
支配関係が生じてから5年を経過している場合において、適格組織再編成を行ったときは、繰越欠損金の引継制限、使用制限及び特定資産譲渡等損失額の損金不算入が課されない(法法57③④、62の7)。さらに、支配関係が生じてから5年を経過した後に適用事由に該当した場合には、欠損等法人の規制の対象外とされている(法法57の2、60の3)。
〈令和2年分〉おさえておきたい年末調整のポイント 【第1回】「令和2年分から適用される改正事項(その1)」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 篠藤 敦子
11月も半ばとなり、今年も年末調整に向けた準備を始める時期となった。本年分の年末調整は、適用される改正事項が多く、新たな申告書も設けられている。改正の内容について理解を深め、処理を誤らないよう準備を進めたい。 今回から3回シリーズで、年末調整における実務上の注意点やポイント等を解説する。第1回と第2回は、令和2年分の所得税から適用される改正事項のうち、年末調整において注意しておくべき事項について解説を行う。
居住用財産の譲渡損失特例[一問一答] 【第4回】「居住用家屋の敷地と同時に私道の共有持分を譲渡した場合」-居住用家屋の敷地の判定-
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 大久保 昭佳
Xは、下図のようにA土地を単独所有し、自己の居住用家屋の敷地として利用していました。また、B土地・C土地は、私道として利用されており、X、Y及びZが共有しています。 このたび、Xは、A土地並びにB土地及びC土地に係る共有持分を売却しました。 他の適用要件が具備されている場合に、Xは当該譲渡について、「居住用財産買換の譲渡損失特例(措法41の5)」の適用範囲はどのようになるでしょうか。
事例でわかる[事業承継対策]解決へのヒント 【第23回】「不動産の組み換えと「無償返還に関する届出書」制度を活用した承継対策」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 太陽グラントソントン税理士法人 事業承継対策研究会
私は非上場会社D社のオーナーだった故Kの妻Y(70歳)です。 Kの相続の際に私が相続したのは自宅不動産と金融資産のみでD社株式についてはすべて息子のSとT(いずれも取締役)が承継しています。 地方の地主の娘だった私は父から相続した賃貸不動産を複数保有しています。しかし、近年はどれも収益性が悪いにもかかわらず、相続税評価額は約4億円と高額なため、息子の2人も相続することには抵抗があるようです。相続税対策も踏まえて、何かいい方法はありますか。
さっと読める! 実務必須の[重要税務判例] 【第65回】「「偽りその他不正の行為」の意義事件」~最判昭和42年11月8日(刑集21巻9号1197頁)~
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 菊田 雅裕
X1社は猟銃の製造販売を業とする会社であり、X2はその業務全般を統括する取締役であった。X2は、X1社の業務に関して、猟銃を製作してAに販売したにもかかわらず、物品税逋脱の目的をもって、上記販売につき手帳にのみメモして保管し、税務官吏の検査に供すべき正規の帳簿には記載せず、また、所轄税務署に提出すべき課税標準申告書を提出せずに、物品税を逋脱した。 X1社・X2(Xら)は逋脱罪に問われ、これを争ったが、最高裁も、逋脱罪の成立を認めた。
収益認識会計基準と法人税法22条の2及び関係法令通達の論点研究 【第41回】
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 泉 絢也
法人税法22条の2第4項は、資産の販売等に係る収益の額として第1項又は第2項の規定により益金の額に算入する金額を定めており、1項のみならず、2項の場合にも適用がある。例えば、資産の販売又は譲渡を想定すると、1項は収益の計上時期として引渡基準を定めており、この場合の益金算入額は、4項によれば、その「資産の引渡しの時」における価額相当額となる。よって、収益の計上時期と収益の計上額に係る時価の測定時期が一致する。
〔会計不正調査報告書を読む〕 【第106回】株式会社旅工房「外部調査チーム調査報告書(2020年6月26日付)」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 米澤 勝
調査報告書によれば、外部調査チームの設置に至る経緯は以下のとおりである。 旅工房は、2020年5月7日、A社より、旅工房において、A社発行の金券(金券A)が大量に手配及び換金されているとの問い合わせを受けたため、顧客の依頼により大量に金券A の手配を行っていた従業員(本件従業員)に対し詳細確認を行ったところ、本件従業員が、金券Aの換金について申告したため、取締役及び執行役員により、金券Aの換金に関するヒアリング及び関連する予約記録等の確認が行われた。その結果、本件従業員が、架空売上の計上及びこれにより発生した架空の売掛債権の支払に充当する資金を捻出するため、金券 Aの換金を繰り返し行っていることが判明した。

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ハラスメント発覚から紛争解決までの企業対応 【第8回】「被害者からの請求に関する裁判上の紛争手続における留意点」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 柳田 忍
本稿においては、ハラスメント事案の被害者が裁判上の紛争解決手続を利用した場合の留意点等について説明する。 前稿にて述べたとおり、被害者からなされるのは基本的には損害賠償請求であると思われるところ、その裁判上の紛争解決手続としては労働審判と通常訴訟が考えられる。
〔一問一答〕税理士業務に必要な契約の知識 【第11回】「商法が適用される契約関係」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 川上 邦久
民法ではなく商法が適用される場合としては、どのような場合がありますか。 また、今年の4月に施行された債権法改正による影響はありますか。

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《税理士がおさえておきたい》保険の知識 【第7回】「法人定期保険の「超」活用法」
公開日:2020年11月12日 (掲載号:No.394) 鉄尾 猛司
2018年4月1日から限定措置として特例事業承継税制がスタートした際も、「中小企業の2025年問題」が話題になったように、現在、中小企業経営者の高齢化が急速に進んでおり事業承継対策は急務といえます。 しかし、生命保険の法人マーケットにおいては以前から節税商品の販売が横行し、真に将来の相続・事業承継に活用できる保障提案がされていないケースを今まで数多く見てきました。

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