〈エピソードでわかる〉
M&A最前線
【第2回】
「物流企業のM&Aによる後継者不在問題解決」
株式会社日本M&Aセンター
提携統括事業部 東日本会計部 シニアチーフ
中小企業診断士
豊田 元幹
【第2回】から、実際のM&A事例を紹介しながら、具体的にM&Aに対するニーズや落とし穴についてご説明いたします。今回は、物流業のM&A事例を様々なポイントと具体的なエピソードと共にご紹介します。
【売り手企業データ】
業種:運送業
売上高:5億円以下
エリア:関東圏
従業員数:50名以下
有利子負債:約1億円(連帯保証:社長、担保:自宅土地建物、根抵当)
家族構成:社長、奥様(対象会社の事務全般)、ご子息(他企業勤務)、ご令嬢(専業主婦)
年齢:70歳(社長)、65歳(奥様)
経営課題:後継者不在、従業員の高齢化
※具体的企業名などを伏せるため、一部内容を変更しています。
1 事業の先行きの不透明さ、後継者のいない状況への不安
社長が日本M&Aセンターのセミナーに参加されてから数日後、私は上席と共にご自宅にお伺いしました。当日は奥様も交え、約3時間のご面談の中で創業の経緯とその後の事業展開、対象会社の強み、現在抱えている経営課題、譲渡後の展望などについて詳細にヒアリングしていきました。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。