〈エピソードでわかる〉
M&A最前線
【第9回】
「経営難に陥った企業におけるM&A(前編)」
-コロナ禍も重なり経営者は自力再生からスポンサー探索を決断-
株式会社日本M&Aセンター
コーポレートアドバイザー統括部 ゼネラルマネージャー
経営支援室 副室長
公認会計士 長坂 晃義
経営難に陥った企業であっても自力再生できることが経営者にとって理想的です。しかしながら経営者の能力を超え、外部環境の変化が起きる昨今においては、それを成し遂げていくことも難しくなってきています。そういった意味では、第三者であるスポンサーを探索しM&Aの手法を使うことで、事業存続や雇用の継続を目指すことも珍しくなくなってきました。
本稿では2回にわたり、とある企業が自力再生から私的整理によるスポンサー型の抜本再生へ舵を切り、事業を残した道のりを、事業環境の変化、経営者の心境の変化を交えて振り返ります。
【対象企業データ】
業種:関東地方の建設業
売上高:ピーク時は10億円超
金融機関等からの借入額:3.5億円うち親族からの借入1億円
債務超過額:2億円
経営者の年齢:70歳超(2代目経営者)
※情報管理の観点から、実際の事例とは一部内容を変更しております。
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