建設業が危ない!
労務トラブル事例集・
社会保険適用の実態
【第5回】
(最終回)
「建設業で起こりがちな労務トラブル(その2)」
なりさわ社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 成澤 紀美
前回に引き続き、建設業で起こりがちな労務トラブルとはどのようなものが多いのか、どんな点に注意をするべきなのか確認をしたい。
1 突然社員が出社しなくなり、そのまま退職してしまう
2 現場での就業時間が把握しにくい(以上、前回参照)
3 安全衛生に関する違反や、モラルの低い社員による服務規律違反が未だ多い(以下、本稿)
4 就業環境の整備不足から発生する労災と労災隠しによる事業所の検挙
3 安全衛生に関する違反や、モラルの低い社員による服務規律違反が未だ多い
残念ながら安全衛生面での対応や、モラルの低い営業マンによる売上げ着服など、犯罪につながるような服務規律(=日常の業務を行うためのルール)違反が多いのが実態である。
服務規律については、通常、就業規則において定められているが、その内容については具体的になっているものはまだまだ少ない。
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