税理士が知っておきたい
e‐Tax(電子申告)最新の常識
【第2回】
「手続フローとメリット・デメリット」
(株)よつばコンサルティング
税理士 石渡 晃子
税理士 青木 岳人
■3 【e-Tax(イータックス)の手続フロー】
STEP1 下準備
(1) 日本税理士会連合会により発行される税理士用電子証明書(以下「税理士用ICカード」)の取得
住民票や印鑑証明書の添付が必要であり、また、発行まで1ヶ月程度を要するため、早めの準備が必要である。
(2) 電子申告に対応した申告ソフト等の購入
国税庁にてe-Taxソフトを無償でダウンロードできるが、使い慣れた申告ソフトを利用するのが実務上は便利である。
(3) カードリーダーの購入とそのセットアップ
安いものであれば、1,500円くらいから購入できる。Edyの残高確認からオンラインでの入金、Suica等の利用履歴閲覧ができる機種もある。
(4) 税理士用ICカードの動作確認と登録
税理用ICカードが届いたら、まずは同封のICカードマネージャをインストールし、動作確認を行い、電子証明書を登録する。動作確認が済んだら必ず「電子証明書受領書」を日本税理士会連合会へ2週間以内に返信する。これを怠ると、税理士用ICカードが失効となってしまう。
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