公開日: 2016/10/26
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《速報解説》 金融庁から「平成28事務年度 金融行政方針」が公表~監査法人のガバナンス・コード策定、フェア・ディスクロージャー・ルール導入に向けた検討等の方針示す~

筆者: 阿部 光成

《速報解説》

金融庁から「平成28事務年度 金融行政方針」が公表

~監査法人のガバナンス・コード策定、
フェア・ディスクロージャー・ルール導入に向けた検討等の方針示す~

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

平成28年10月21日、金融庁は「平成28事務年度 金融行政方針」を公表した。

金融行政方針では、「共通価値の創造」を目指した金融機関のビジネスモデルの転換(金融機関は現在のビジネスモデルが環境変化の下で持続可能か検証が必要)、金融機関等による「顧客本位の業務運営」(フィデューシャリー・デューティー)の確立と定着、FinTech(金融・IT融合)への対応など幅広い方針が記載されている。

本稿では、金融行政方針のうち、会計監査、開示及び会計基準の質の向上に関する記載に焦点をあてて解説を行う。

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《速報解説》

金融庁から「平成28事務年度 金融行政方針」が公表

~監査法人のガバナンス・コード策定、
フェア・ディスクロージャー・ルール導入に向けた検討等の方針示す~

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

平成28年10月21日、金融庁は「平成28事務年度 金融行政方針」を公表した。

金融行政方針では、「共通価値の創造」を目指した金融機関のビジネスモデルの転換(金融機関は現在のビジネスモデルが環境変化の下で持続可能か検証が必要)、金融機関等による「顧客本位の業務運営」(フィデューシャリー・デューティー)の確立と定着、FinTech(金融・IT融合)への対応など幅広い方針が記載されている。

本稿では、金融行政方針のうち、会計監査、開示及び会計基準の質の向上に関する記載に焦点をあてて解説を行う。

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筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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