会社が取り組む
社員の健康管理
【第4回】
「健康の保持増進対策と
安全衛生教育の実施」
社会保険労務士 佐藤 信
1 はじめに
高齢化社会の到来、就業意識や働き方の変化に伴い、定期健康診断の有所見率は増加し、仕事に関して不安やストレスを感じている労働者の割合が高い水準で推移している。
職場における労働者の心身の健康問題に対処するためには、健康の保持増進を図ることが重要である。
今回は、健康の保持増進へ向けた対策及び労働者の安全衛生教育について触れていくこととする。
2 健康の保持増進策
(1) 健康保持増進対策の概要
労働者の健康の保持増進には、労働者が自主的、自発的に取り組むことが重要である。
しかし、職場には労働者自身の力だけでは取り除くことができない健康障害要因、ストレス要因などが存在するため、労働者の自助努力に加えて、事業者の行う健康管理の積極的推進が必要である。
労働者の健康を保持増進するための具体的措置として、次のものがある。
① 健康測定の実施
↓
〈その結果に基づき行う主なもの〉
② 運動指導
③ メンタルヘルスケア
④ 栄養指導
⑤ 保健指導
これらの事項は、それぞれに対応したスタッフの緊密な連携により推進していきたい。
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