公開日: 2020/12/03 (掲載号:No.397)
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〔これなら作れる ・使える〕中小企業の事業計画 【第9回】「個別計画の作成手順(その4)」

筆者: 高畑 光伸

〔これなら作れる ・使える〕

中小企業事業計画

【第9回】
(最終回)

「個別計画の作成手順(その4)」

 

税理士・中小企業診断士・ITストラテジスト
高畑 光伸

 

最終回となる第9回では、個別計画における経費計画のうち、設備計画とその他の計画のポイントについて確認する。

 

6 設備計画

(1) 固定資産台帳(減価償却資産台帳)の現状把握

設備計画の前提となるデータを収集する。計画年の数値を試算するため、事業者が管理している固定資産台帳(Excelで作成した管理表など)を入手する。そして、固定資産台帳の未償却残高と、会計システム上の未償却残高(計画年度の期首残高)が一致しているかどうかを確認する。両者の残高が一致していない場合は、当該年度以降で税務調整が必要になる(金額が僅少であれば、事業計画の作成時に影響はない)。

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中小企業事業計画

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「個別計画の作成手順(その4)」

 

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高畑 光伸

 

最終回となる第9回では、個別計画における経費計画のうち、設備計画とその他の計画のポイントについて確認する。

 

6 設備計画

(1) 固定資産台帳(減価償却資産台帳)の現状把握

設備計画の前提となるデータを収集する。計画年の数値を試算するため、事業者が管理している固定資産台帳(Excelで作成した管理表など)を入手する。そして、固定資産台帳の未償却残高と、会計システム上の未償却残高(計画年度の期首残高)が一致しているかどうかを確認する。両者の残高が一致していない場合は、当該年度以降で税務調整が必要になる(金額が僅少であれば、事業計画の作成時に影響はない)。

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連載目次

筆者紹介

高畑 光伸

(たかはた・みつのぶ)

税理士・中小企業診断士・ITストラテジスト

大学卒業後、日本ユニシスにて金融機関向けにERPの導入支援を経験。
SEを経てtac中小企業診断士講座にて、企画・講師業などに従事しつつ、税理士法人にて、医科・歯科、映画演劇業などの会計・税務支援、医療法人設立支援を行う。
現在は、生前贈与・相続対策など資産税を中心に税務コンサルティングを行っている。

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