〔令和3年度税制改正における〕
退職所得課税の適正化
【第1回】
「退職所得課税の基本と「短期退職手当等」の取扱い」
公認会計士・税理士 新名 貴則
令和3年度税制改正において、退職所得課税の適正化が行われた。平成24年度税制改正において「特定役員退職手当等」が導入されたことに続き、今回は「短期退職手当等」が導入され、退職所得金額の算定において一定の制限が加えられることとなった。本連載では、その内容について解説する。
【第1回】は退職所得課税の基本と、短期退職手当等の取扱いの概要について解説する。
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