〔知っておきたいプロの視点〕
病院・医院の経営改善
─ポイントはここだ!─
【第24回】
(最終回)
「病院経営者の役割」
東京医科歯科大学医学部附属病院
特任講師 井上 貴裕
本連載も24回目を数え、今回が最終稿となった。
病院の利益率決定要因や診療報酬における細目にもふれることができた。
病院は規制産業であり、その経営は一般企業と比べて恵まれている部分は多い。しかし、経営者として適切な役割を果たしてこそ、経営が成り立つことは言うまでもなく、本稿では病院経営者の役割について論じ、連載を締めくくりたい。
1 経営者と管理者は異なる
医療機関の経営者には、目の前の業務に視界のすべてを奪われ、視野狭窄に陥っているタイプもいる。もちろん現場が大切であり原点であるが、日常業務を円滑に進めるのは経営者ではなく、管理者としての役割を果たしているに過ぎない。
経営者と管理者は、似て非なるものである。
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