鵜野和夫の不動産税務講座
【連載10】
広大地の評価(2)
税理士・不動産鑑定士 鵜野 和夫
(一)広大地を適用すれば大幅の評価減
―しかし、その適用には制限が
Q
前回の説明で、広大地の適用を受けると、土地の評価額が、大幅に低くなるということでしたね。
税理士
例えば、面積が1,000㎡で、間口20m、奥行が50mの長方形の土地があるとしますと、広大地の適用を受けられない場合は、奥行価格補正率だけで、減価率は普通住宅地区内であれば0.9ですね。
これが広大地の適用を受けると、0.55と減額されますからね。
Q
広大地の適用を受けられるかどうかで、大きく違ってきますね。
税理士
奥行価格補正率は、奥行が最長100m超で0.80となっています(奥行価格補正率表)。
一方、広大地の場合は、
となっていますからね。
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