日本の会計について思う
【第9回】
「IES(国際会計教育基準)が日本に求めること」
関西学院大学教授
平松 一夫
IES(国際会計教育基準)の認知度
IFRS(国際会計基準)といえば、いまや日本の会計界に知らない者はいない。
しかし、IES(国際会計教育基準)となると、どの程度知られているであろうか。
おそらく認知度はかなり低いと思われる。
会計のグローバル化が進む時代にあって、高度な会計人材を育成することが日本の会計の将来を明るくする重要な方策であるとするならば、IESの認知度が低いことは憂うべき状況である。
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