過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第8回】「遡及適用と税務処理」
Q 過去の計算書類に「遡及適用」した場合、税務上の扱いはどのようになるのでしょうか。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第7回】「過去の計算書類と遡及適用」
過去の計算書類に「遡及適用」した場合、過去の計算書類は誤っていたことになるのでしょうか。
実務対応報告からみた「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引」(日本版ESOP)の取扱い 【第2回】「会計処理及び注記の確認」
第3項の取引について、対象となる信託が、
(1) 委託者が信託の変更をする権限を有している
(2) 企業に信託財産の経済的効果が帰属しないことが明らかであるとは認められない
の2つの要件を満たす場合、企業は期末において総額法を適用し、信託の財産を企業の個別財務諸表に計上することとされている(第5項)。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第6回】「過去の財務諸表と遡及適用」
過去の財務諸表に「遡及適用」した場合、過去の財務諸表は誤っていたのでしょうか。
実務対応報告からみた「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引」(日本版ESOP)の取扱い 【第1回】「対象となるスキーム」
企業会計基準委員会(ASBJ)は、平成25年12月25日に実務対応報告第30号「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」を公表し、いわゆる「日本版ESOP」について会計上の取扱いを示した。適用は平成26年4月1日以降に開始する事業年度の期首からとされているが、早期適用も認められている。
本稿では平成26年3月期の決算を目前に控え、本実務対応報告の概要について解説する。なお、文中の意見に関する部分は私見であることをあらかじめ申し添えさせていただく。
フロー・チャートを使って学ぶ会計実務 【第2回】「固定資産の減損」
固定資産の減損とは、「固定資産の収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった状態が相当程度確実な場合に限って、回収可能性を反映させるように固定資産の帳簿価額を減額(減損損失を計上)する会計処理」をいう(固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書(以下「意見書」という)三3、固定資産の減損に係る会計基準の適用指針(以下「適用指針」という)134)。
言い換えると、固定資産を使って、固定資産の帳簿価額以上のキャッシュ・フローの獲得ができない場合、その状況(収益性の低下の状況)を表す会計処理である。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第4回】「臨時償却」
【Q】臨時償却がなくなったと聞きましたが、今後はどのように会計処理するのでしょうか。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第3回】「会計方針の変更と表示方法の変更」
〔Q〕会計方針の変更の考え方が、従来と変わったと聞きましたが、どのように変わったのでしょうか。
また、会計方針の変更と表示方法の変更はどのように区別するのでしょうか。