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現代金融用語の基礎知識 【第10回】「バーゼル銀行監督委員会」

新聞の金融欄で「バーゼルⅢ」や「BIS規制」といった言葉を目にしたことがあるのではないだろうか。
実は、この2つの言葉は同じ意味である。

#No. 87(掲載号)
# 鈴木 広樹
2014/09/25

現代金融用語の基礎知識 【第9回】「GPIF」

GPIFとは、Government Pension Investment Fundの略で、年金積立金管理運用独立行政法人のことである。文字どおり年金積立金の管理と運用を行う組織だが、より具体的に言うと、国民年金と厚生年金で国民から集めた保険料のうち、国民に年金として給付した後に余ったお金を運用する組織である。実際には自身で運用を行っているわけではなく、民間の信託銀行や投資顧問会社に運用を委託している。運用資産額は平成26年3月末時点で126兆5,771億円あり、世界最大の年金基金である。

#No. 83(掲載号)
# 鈴木 広樹
2014/08/28

会社を成長させる「会計力」 【第12回】「成長戦略からみたエクイティファイナンスの姿」

上場企業が将来の成長へ投資するため、必要な資金を公募増資で調達するケースが相次いでいる。
「アベノミクス」の効果により、脱デフレの動きや円高の是正で企業を取り巻くビジネス環境は改善しつつある。2014年3期の決算発表時の次期予想や中期経営計画の説明では、経営者による事業の拡大に向けた積極的な発言が目立つ。

#No. 81(掲載号)
# 島崎 憲明
2014/08/07

現代金融用語の基礎知識 【第8回】「会社役員賠償責任保険」

会社役員賠償責任保険とは、会社役員(取締役や監査役など)が役員として損害賠償責任を負うこととなった場合に備える保険である。D&O保険といわれることがある(D&OはDirectors and Officersの略)。
会社の従業員が従業員として損害賠償責任を負うということは滅多にない。犯罪行為をした場合くらいだろう。そのため、会社従業員賠償責任保険といった保険は成立せず、存在しない。しかし、会社役員には役員として損害賠償責任を負うリスクがあり、会社役員賠償責任保険が成立し、存在する。
そして、特に最近、保険会社がこの保険に力を入れつつある。

#No. 79(掲載号)
# 鈴木 広樹
2014/07/24

会社を成長させる「会計力」 【第11回】「金融資本市場との対話がもたらす良質な資金調達」

企業の持続的な成長には、既存事業の拡充や新規事業への積極的な取組みが必要であるが、同時にそれらの事業活動を支える良質な事業資金の確保が欠かせない。
筆者が経理部長や経理担当役員として経験した資金(負債と資本)調達に関する業務には、周辺業務も含めると次のようなものがあった。

#No. 76(掲載号)
# 島崎 憲明
2014/07/03

現代金融用語の基礎知識 【第7回】「イスラム金融」

イスラム金融とは、イスラム法(シャリア)の教えに沿った金融のことである。イスラム教圏の社会では、シャリアの教えに沿った秩序が形成されているが、経済も同様である。イスラム経済を形成している産業をハラル産業というが、イスラム金融もそれに含まれる。なお、ハラルというと、豚肉などを使わない食品を思い浮かべるかもしれないが、ハラル産業は食品産業だけではなく、様々な分野にわたっている。

#No. 75(掲載号)
# 鈴木 広樹
2014/06/26

エコ関連(環境・エネルギーに関する)助成金・補助金とはどういうものか? 【第2回】「大幅拡充された『エネルギー使用合理化等事業者支援補助金』について」

前回、環境に関する助成金・補助金について紹介させていただいたが、今回はその中でも大注目の補助金である「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」を紹介したい。
何が注目かといえば、その予算額。実に約190億円もの予算が組まれている。
補助金の限度額としても、1事業あたりの補助金がなんと「50億円」とされているのだ。

#No. 73(掲載号)
# 石下 貴大
2014/06/12

エコ関連(環境・エネルギーに関する)助成金・補助金とはどういうものか? 【第1回】「関連する助成金・補助金の特徴と留意点」

よく「助成金」というと、雇用関係のものがイメージされやすいが、エコ関連(いわゆる環境・エネルギーに関する)助成金にも多様な種類のものがある。

#No. 72(掲載号)
# 石下 貴大
2014/06/05

会社を成長させる「会計力」 【第10回】「終わりなきリスクマネジメントへの取組み」

総合商社5社の2014年3期の連結純損益は、三菱商事4,477億円、三井物産4,221億円、伊藤忠商事3,102億円、住友商事2,230億円、丸紅2,109億円となり、各社のROEも資本コストを大幅に上回る、高パフォーマンスだった。
総合商社が業績を伸ばしてきた背景として、資源・エネルギー関連の収益が大きく寄与していることが指摘されるが、2000年初めからのダイナミックな経営改革の実行により総合商社の収益力が改善されたことに注目すべきであろう。

#No. 72(掲載号)
# 島崎 憲明
2014/06/05

現代金融用語の基礎知識 【第6回】「影の銀行」

もともと「影の銀行」(シャドーバンキング:shadow banking)とは、銀行を通さずに行われる金融取引一般を指したが、現在では、通常、中国におけるそうした金融取引を指す。しかし、後述するように、銀行がまったく関与していないわけではなく、間接的には関与している。
中国においては、その「影の銀行」の規模が近年急激に拡大している。中国人民銀行によると、企業や政府系機関などが1年間に調達した資金のうち、銀行融資以外によるものの割合は、2003年は18.9%だったが、2013年は48.6%に達したとのことである。それは影の銀行の拡大を反映したものである。

#No. 70(掲載号)
# 鈴木 広樹
2014/05/22

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