公開日: 2014/10/23 (掲載号:No.91)
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現代金融用語の基礎知識 【第11回】「太陽光ファンド」

筆者: 鈴木 広樹

現代金融用語の基礎知識

【第11回】

「太陽光ファンド」

 

事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹

 

1 注目される太陽光発電投資

広い土地一面に設置された太陽光パネルの写真や映像を誰でも一度は見たことがあるだろう。それは太陽光発電のための設備なのだが、現在、それへの投資に投資家や企業の関心が集まっている(そして、実際にお金が集まっている)。太陽光発電の将来性への期待もあるのかもしれないが、何よりも非常に魅力のある投資対象だからである。

 

2 太陽光発電投資の魅力

太陽光発電が非常に魅力のある投資対象であるのは、現在のところ確実に利益が得られるからである。なぜかというと、太陽光発電で得られた電気は、電力会社が一定の価格(電気を売る側が利益を得られるような価格)で買い取ることとされているからである。その制度を「固定価格買取制度」という。

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【第11回】

「太陽光ファンド」

 

事業創造大学院大学 准教授
鈴木 広樹

 

1 注目される太陽光発電投資

広い土地一面に設置された太陽光パネルの写真や映像を誰でも一度は見たことがあるだろう。それは太陽光発電のための設備なのだが、現在、それへの投資に投資家や企業の関心が集まっている(そして、実際にお金が集まっている)。太陽光発電の将来性への期待もあるのかもしれないが、何よりも非常に魅力のある投資対象だからである。

 

2 太陽光発電投資の魅力

太陽光発電が非常に魅力のある投資対象であるのは、現在のところ確実に利益が得られるからである。なぜかというと、太陽光発電で得られた電気は、電力会社が一定の価格(電気を売る側が利益を得られるような価格)で買い取ることとされているからである。その制度を「固定価格買取制度」という。

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連載目次

筆者紹介

鈴木 広樹

(すずき・ひろき)

公認会計士/事業創造大学院大学教授

早稲田大学政治経済学部卒業。
證券会社で企業審査に従事した後、現職。

【主著】
適時開示からみた監査法人の交代理由』清文社
『タイムリー・ディスクロージャー(適時開示)の実務』税務研究会
『株式投資に活かす適時開示』国元書房
『株式投資の基本-伸びる会社がわかる財務諸表の読み方』税務経理協会
検証・裏口上場-不適当合併等の事例分析』清文社
『適時開示実務入門』同文舘
税務コンプライアンスの実務』(共著) 清文社

  

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