経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第44回】過年度遡及会計④「過去の誤謬の訂正」
当社は製造業を営んでいます。当社では、販売した製品に対して、1年間の無償保証を実施しているため、過去の保証実績に基づいて製品保証引当金を計上しています。当期、製品保証引当金の計算を行ったところ、前期以前の保証実績の集計が誤っていることが判明しました。その結果、前期以前の財務諸表に計上されている製品保証引当金の金額にも誤りがあることが判明しましたが、過年度遡及会計基準に従った場合、どのような対応が必要でしょうか。
経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第43回】過年度遡及会計③「会計上の見積りの変更」
当社は製造業を営んでいます。当社では、工場建屋の減価償却を行うに当たり、法人税法に定められた耐用年数を使用していましたが、当期から合理的に見込まれる使用可能期間を耐用年数とすることとしました。また近年、製造用機械の汎用化が進み、安定的な設備の稼働が可能となったため、製造用機械の減価償却方法を、定率法から定額法に変更することとしました。
耐用年数や減価償却方法を変更した場合、これらの変更を過去の財務諸表に遡って適用する必要はありますか。
経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第42回】過年度遡及会計②「表示方法の変更」
Q 当社は製造業を営んでいます。当社では、製造の過程で作業くずが発生するため、これをスクラップ買取り業者に売却しています。作業くずの売却収入は営業外収益に計上していますが、当期、作業くずの売却収入が多額に発生したため、損益計算書での表示方法を変更しました。
過年度遡及会計基準に従った場合、当該表示方法の変更はどのように取り扱われるのでしょうか。
経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第41回】過年度遡及会計①「会計方針の変更」
Q 当社は製造業を営んでおり、前期まで売上高の計上基準として「出荷基準」を採用していましたが、当期から、収益認識の客観性・確実性がより高い「検収基準」を採用することとしました。
過年度遡及会計基準に従った場合、会計方針を変更したときに、どのような会計処理が必要になるでしょうか。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第12回】「初めて作成する連結財務諸表」
Q 初めて連結財務諸表を作成するのですが、会計方針の変更はどのように扱われるのでしょうか。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第11回】「諸税金に関する会計処理」
Q 過年度遡及会計基準によって、諸税金に関する会計処理は変わったのでしょうか。
過年度遡及会計基準の気になる実務Q&A 【第8回】「遡及適用と税務処理」
Q 過去の計算書類に「遡及適用」した場合、税務上の扱いはどのようになるのでしょうか。
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