《速報解説》 証券取引等監視委員会が「開示検査事例集(令和6年度)」を公表~市場監視機能強化に向けた建議に関するコラムも新たに掲載~
証券取引等監視委員会(以下、「監視委」と略称する)事務局は、このほど、「開示検査事例集(令和6年度)」(以下、「事例集」と略称する)を公表した。事例集の表記が「事務年度」から「年度」に改められたとおり、今回の事例集から対象期間は、「4月から翌年3月」へと変更されている。
《速報解説》 「財務諸表等規則等の一部を改正する内閣府令」が公布される~新リース会計基準の修正に伴い、借手・貸手の定義を改正~
2025(令和7)年8月22日、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(内閣府令第75号)が公布された。
《速報解説》 日本監査役協会が会計基準の開発や会社法改正に対応した「会計監査人非設置会社の監査役の会計監査マニュアル」の第3版を公表
2025年7月30日、日本監査役協会は、「会計監査人非設置会社の監査役の会計監査マニュアル(第3版)」を公表した。
これは、前回の改定以降の環境変化に即した記載内容の改定並びに監査役監査基準、監査報告のひな型その他の日本監査役協会の公表資料の改定を踏まえた所要の修正を行うとともに、マニュアル全体の構成を見直すものである。
《速報解説》 2025年版「上場会社等における会計不正の動向」をJICPAが公表~雇用調整助成金等の不正受給に関する事案は後を絶たず~
「上場会社等における会計不正の動向」(以下「研究資料」と略称する)は、2018年から毎年公表されているものであり、研究資料における分類項目を当初から変化させることなく、比較可能性が維持されている。
本稿では、公表された研究資料の概要を紹介するとともに、2018年3月期以降の会計不正の動向の変化について検討をしたい。
《速報解説》 JICPAがサステナビリティ能力開発シラバスを改訂~2026年の開始を目指す専門プログラムに関する報告書も公表~
2025年7月17日(ホームページ掲載日)、日本公認会計士協会は、「「JICPAサステナビリティ能力開発シラバス」の改訂について」と、「サステナビリティ能力開発協議会報告書「JICPAサステナビリティ専門プログラムの開始に向けて」」を公表した。
《速報解説》 サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関する中間論点整理等が公表される~第三者保証制度の導入時期や当初の保証範囲等の大きな方向性を整理~
2025年7月17日、金融庁の金融審議会から、「金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」中間論点整理」が公表された。
《速報解説》 会計士協会、6/30時点施行の法令・会計基準等に基づき「第1四半期又は第3四半期の四半期決算短信に含まれる四半期連結財務諸表等に関する表示のチェックリスト」を改正
2025年7月17日、日本公認会計士協会は、「第1四半期又は第3四半期の四半期決算短信に含まれる四半期連結財務諸表等に関する表示のチェックリスト」(中小事務所等施策調査会研究報告第10号)の改正を公表した。
《速報解説》 公認会計士・監査審査会が「監査事務所検査結果事例集(令和7事務年度版)」を公表~循環取引及びサイバーセキュリティリスクへの対応を掲載~
2025(令和7)年7月7日、公認会計士・監査審査会は、「監査事務所検査結果事例集(令和7事務年度版)」を公表した。
《速報解説》 ASBJ、「後発事象に関する会計基準(案)」等を公表 ~監査基準報告書である「後発事象に関する監査上の取扱い」を会計基準に移管~
2025年7月8日、企業会計基準委員会は、次のものを公表し、意見募集を行っている。
① 「後発事象に関する会計基準(案)」(企業会計基準公開草案第87号)
② 「『中間連結財務諸表等の作成基準』の一部改正(そのX)(案)」(企業会計基準公開草案第88号)
③ 「後発事象に関する会計基準の適用指針(案)」(企業会計基準適用指針公開草案第87号)
④ 補足文書(案)「開示後発事象の例示及び開示内容の例示について(案)」