公開日: 2019/07/11 (掲載号:No.326)
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定期保険及び第三分野保険に係る改正法人税基本通達の取扱いとその影響 【第2回】「改正通達の内容及び施行日前後の取扱い」

筆者: 三輪 厚二

定期保険及び第三分野保険に係る

改正法人税基本通達の取扱いとその影響

【第2回】

「改正通達の内容及び施行日前後の取扱い」

 

税理士 三輪 厚二

 

1 改正通達における定期保険等の区分と取扱通達

定期保険及び第三分野保険の保険料(保険金又は給付金の受取人が法人の場合)は、これまで、期間の経過に応じて損金の額に算入することを原則としつつ、保険期間の前半に支払う保険料の中に多額の前払保険料が含まれているもの(長期平準定期保険や逓増定期保険など)については、保険の種類ごとに個別通達で損金算入に制限をかける取扱いがされてきたが、前回紹介したように、商品設計の多様化や長寿命化等によって保険の種類ごとに制限をかけることが困難になってきたことから、新通達が発遣されることとなった。

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改正法人税基本通達の取扱いとその影響

【第2回】

「改正通達の内容及び施行日前後の取扱い」

 

税理士 三輪 厚二

 

1 改正通達における定期保険等の区分と取扱通達

定期保険及び第三分野保険の保険料(保険金又は給付金の受取人が法人の場合)は、これまで、期間の経過に応じて損金の額に算入することを原則としつつ、保険期間の前半に支払う保険料の中に多額の前払保険料が含まれているもの(長期平準定期保険や逓増定期保険など)については、保険の種類ごとに個別通達で損金算入に制限をかける取扱いがされてきたが、前回紹介したように、商品設計の多様化や長寿命化等によって保険の種類ごとに制限をかけることが困難になってきたことから、新通達が発遣されることとなった。

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連載目次

筆者紹介

三輪 厚二

(みわ・こうじ)

税理士
三輪厚二税理士事務所
http://www.zeirishi-miwa.co.jp

昭和32年1月生まれ。昭和54年関西大学経済学部卒業。
平成5年税理士登録。平成5年三輪厚二税理士事務所開設。
現在、(株)FPシミュレーション、(有)顧問料不要の三輪会計事務所の代表取締役を兼ねる。
著書として、『個人財産のリストラと相続対策』(出版文化社刊)、『会社と社長の気になる税金Q&A』、『生前遺産分割のすすめ』、『続・生前遺産分割のすすめ』、『生前遺産分割で財産を守れ』、『新相続税・贈与税の実務対策』、『同族会社と役員の税金Q&A』、『会社・役員をめぐる税金』、『会社取引をめぐる税金Q&A』、『改正/生命保険の税務Q&A』、『地主の法人化をめぐる税務と法手続』、『税理士・FPのための不動産活用の税務』、『税理士のための不動産取引をめぐる消費税実務』、『税制改正と資産税の実務Q&A』、『改正交際費課税・徹底活用ガイド』(以上、清文社刊)他がある。なお、『生命保険・損害保険の活用と税務』の初版は、日本リスクマネジメント学会から「優秀著作賞」を受賞している。

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