《速報解説》
ASBJ、「LIBOR を参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」の改正案を公表
~金利指標置換後の会計処理に関する取扱いの適用期間の延長等示す~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
2021年12月24日、企業会計基準委員会は、「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い(案)」(実務対応報告公開草案第62号(実務対応報告第40号の改正案))を公表し、意見募集を行っている。
【参考】 ASBJホームページ
「実務対応報告公開草案第62号(実務対応報告第40号の改正案)「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い(案)」の公表」
これは、「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(実務対応報告第40号)について、その公表時には金利指標の選択に関する実務や企業のヘッジ行動について不確実な点が多いため、公表から約1年後に、金利指標置換後の取扱いについて再度確認する予定であるとしたことに対応するものである。
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