最近の子会社不正をめぐる傾向と防止策
【第3回】
「子会社役員・従業員による不正」
(最終回)
税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝
-連載予定-
【第1回】 中国子会社による不正
【第2回】 持株会社による事業会社の統制
【第3回】 子会社役員・従業員による不正(本稿)
主に2019年になって公表された調査報告書から「子会社不正」について検討する本連載の最終回は、「子会社役員・従業員による不正」をテーマとして取り上げる。
本稿では、聖域化していた子会社社長による長年の着服事案、親会社から派遣されていた取締役、出向していた社員によるガバナンス不全が引き起こした不正融資事案の調査報告書から、不正の原因と再発防止策を検討したい。
さらに、子会社の委託先従業員による情報流出事件に対して、裁判所が親会社にも損害賠償の責任があるとした判決内容を概説して、親会社の果たすべき役割を検討する。
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