平成30年度税制改正における
所得控除の見直しと実務への影響
【第2回】
「源泉等実務における留意点」
公認会計士・税理士 篠藤 敦子
前回解説したように、平成30年度税制改正により給与所得控除、公的年金等控除、基礎控除の控除額に見直しが行われた。これらの見直しは、源泉徴収と年末調整の実務に影響を与える。
控除額の見直しは、平成32年(2020年)分以後の所得税に適用される改正事項であり、実際に対応するのは少し先になるが、ここ数年、源泉徴収と年末調整の実務に影響する改正が多かったため、全体を整理し早めの準備を心がけたい。
【1】 源泉徴収実務への影響(平成32年(2020年)1月以後の源泉徴収)
控除額の見直しにより、源泉徴収実務に次の影響がある。
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