公開日: 2023/06/01 (掲載号:No.521)
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〈一から学ぶ〉リース取引の会計と税務 【第5回】「所有権移転ファイナンス・リース取引と所有権移転外ファイナンス・リース取引」

筆者: 喜多 弘美

〈一から学ぶ〉

リース取引会計税務

【第5回】

「所有権移転ファイナンス・リース取引と
所有権移転外ファイナンス・リース取引」

 

公認会計士・税理士
喜多 弘美

 

【第4回】では、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引の判定について整理しました。

今回は、さらにファイナンス・リース取引を「所有権移転ファイナンス・リース取引」と「所有権移転外ファイナンス・リース取引」に分類し、その判定基準について整理します。

 

1 概要

前回整理したように、リース取引は、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に分類され、「フルペイアウト」と「中途解約不能」という2つの条件を満たす場合、ファイナンス・リース取引と判定します。また、オペレーティング・リース取引はファイナンス・リース取引以外の取引となるのでした。

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リース取引会計税務

【第5回】

「所有権移転ファイナンス・リース取引と
所有権移転外ファイナンス・リース取引」

 

公認会計士・税理士
喜多 弘美

 

【第4回】では、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引の判定について整理しました。

今回は、さらにファイナンス・リース取引を「所有権移転ファイナンス・リース取引」と「所有権移転外ファイナンス・リース取引」に分類し、その判定基準について整理します。

 

1 概要

前回整理したように、リース取引は、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に分類され、「フルペイアウト」と「中途解約不能」という2つの条件を満たす場合、ファイナンス・リース取引と判定します。また、オペレーティング・リース取引はファイナンス・リース取引以外の取引となるのでした。

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連載目次

〈一から学ぶ〉

リース取引の会計税務

令和5年5月2日付でASBJより企業会計基準公開草案第73号「リースに関する会計基準(案)」等が公表されましたが、本連載は改正前(現行)制度のおさらいを行うことも目的としていますので、原則、上記改正基準案については取り上げていません。

筆者紹介

喜多 弘美

(きた・ひろみ)

公認会計士・税理士

喜多弘美公認会計士税理士事務所 所長

神戸大学経済学部、甲南会計大学院卒業。

2010年公認会計士試験論文試験合格後、上場会社経理部に所属し、固定資産・消費税を担当。その後、大手監査法人で会計監査、グループ会社で内部監査・人事に携わる。2020年4月から個人事務所を開業し、会計システム導入支援・記帳代行に従事。2020年11月税理士登録。

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