〔検証〕
適時開示からみた企業実態
【事例42】
コクヨ株式会社
「持分法適用関連会社の異動(連結子会社化)に関するお知らせ」
(2019.11.15)
事業創造大学院大学准教授/公認会計士
鈴木 広樹
1 今回の適時開示
今回取り上げる適時開示は、コクヨ株式会社(以下、「コクヨ」という)が2019年11月15日に開示した「持分法適用関連会社の異動(連結子会社化)に関するお知らせ」である。関連会社であるぺんてる株式会社(以下、「ぺんてる」という)の株式を買い増して子会社化することを決定したという内容である。
なお、「コクヨがぺんてるにTOB」といった報道が見受けられるのだが、コクヨがぺんてるの株式を買い付ける行為はTOB(株式公開買付け)とは言わない。TOBとは、上場会社の株式を株式市場外で買い付ける行為だが(金融商品取引法で定められた手続で行わなければならない)、ぺんてるは非上場会社である。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。