〔検証〕
適時開示からみた企業実態
【事例109】
株式会社クスリのアオキホールディングス
「定時株主総会の付議議案及び株主提案に関する当社取締役会意見に関するお知らせ」
(2025.7.17)
公認会計士/事業創造大学院大学教授
鈴木 広樹
1 今回の適時開示
今回取り上げる開示は、株式会社クスリのアオキホールディングス(以下「クスリのアオキ」という)が2025年7月17日に開示した「定時株主総会の付議議案及び株主提案に関する当社取締役会意見に関するお知らせ」である。
同社の株主であるOASIS INVESTMENTS Ⅱ MASTER FUND LTD.とOASIS JAPAN STRATEGIC FUND LTD.(以下、関連するファンドやその運営会社をまとめて「オアシス」という)が、クスリのアオキの2025年8月開催予定の定時株主総会に株主提案を行ったのだが、同社の取締役会はそれに反対するという内容である。なお、その後、オアシスによる株主提案は定時株主総会において否決された(2025年8月20日提出臨時報告書)。
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