《速報解説》
第7回有識者会議で「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方に係るたたき台」が明らかに
~社外取締役の2名以上選任を求める記述へ~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
「『日本再興戦略』改訂2014-未来への挑戦-」(平成26年6月24日閣議決定)において、「持続的成長に向けた企業の自律的な取組を促すため、東京証券取引所が、新たに『コーポレートガバナンス・コード』を策定する。」と述べられている。
これを受けて、東京証券取引所と金融庁を共同事務局とする有識者会議において、「コーポレートガバナンス・コード」に関する基本的な考え方を取りまとめるための検討が行われている。
平成26年11月25日、コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議(第7回)において、「コーポレートガバナンス・コードの基本的な考え方に係るたたき台(序文を除く)」(以下「たたき台」という)が示された。
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