建設業が危ない!
労務トラブル事例集・
社会保険適用の実態
【第3回】
「社会保険未加入の実例」
なりさわ社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 成澤 紀美
今回は、建設業における社会保険未加入の実例をお伝えしたい。
建設業であっても、多くの企業は社会保険にキチンと加入し、保険料を納付している。それは社員に安心して働いてもらうためでもあり、良い社員を雇用するためでもある。
しかし現実には、社会保険料の負担を避けるために、保険加入を免れようとしたり保険料を抑えるために、様々な方法を用いているケースもみられる。
典型的なケースを紹介すると、以下のようなものである。
【ケース1】
実態は雇用だが、個人事業主として扱い社会保険へ加入しない
よく使われているケースの一つ。特に職人気質が強く、自身の技能に対する自信と自己責任が基本姿勢のためか、社会保険に頼る必要はないと考えている。
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