税務判例を読むための税法の学び方【4】
〔第2章〕法令の解釈方法
(その3)
自由が丘産能短期大学専任講師
税理士 長島 弘
5 論理解釈の種類
この論理解釈の方法としていくつかあるが、大別すると、(A)言葉の範囲内での解釈方法と(B)言葉に含まれない事項についての解釈方法に分けられる。
(A) 言葉の範囲内での解釈方法
① 拡張解釈(拡大解釈)
② 縮小解釈(限定解釈)
(B) 言葉に含まれない事項についての解釈方法
③ 反対解釈
④ 類推解釈
⑤ 勿論(もちろん) 解釈
⑥ 変更解訳
では、それぞれについて説明していく
① 拡張解釈(拡大解釈)
これは条文の文言、用語を普通の意味より拡張して解釈することである。
例えば「車馬通行止め」という立札が木造の橋の脇に立っていた際に、牛がこの橋を渡ってよいであろうか。
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