税務判例を読むための税法の学び方【20】
〔第5章〕法令用語
(その6)
自由が丘産能短期大学専任講師
税理士 長島 弘
(前回はこちら)
6 「係る」「関する」「関係する」
「係る」と「関する」は、ある事柄とある事柄とのつながりを示す言葉である。
通常「係る」は、この法令用語の前後で結び付けられる2つの事柄の密接度が高い場合に用いられ、「関する」は、その周辺まで含まれる場合に用いられる。
一方、「関係する」は、その事項自体を含まないがそれと関わりのあるものを示す場合に使われる。
① 係る
「係る」は、ある事項とつながりがあることを示す場合に使われる語句で、関係代名詞的に用いられ、『・・・されたところの・・・』という意味や『・・・に該当する・・・』という意味をもっている。
また「係る」は、「かかる」と読み、「かかわる」ではない。
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