これからの会社に必要な
『登記管理』の基礎実務
【第9回】
「定款・議事録管理の仕組みづくり
(「点」と「点」を「線」で結ぶ)」
-実践編-
司法書士法人F&Partners
司法書士 本橋 寛樹
はじめに
前回は、定款変更に関する株主総会の決議内容を定款に反映することを一度でも失念すると「不完全な定款」が生み出される原因等を中心に解説した。本稿では、定款変更に関する株主総会の決議内容の反映に漏れがない定款、すなわち、「万全な定款」として管理し続けるための実践方法について解説する。
株主総会議事録や定款は会社主導で管理するものであり、中長期的な視点で管理する仕組みがなければ、将来にわたって「万全な定款」として管理することは難しい。
もし社内にこれらを管理する仕組みがなければ、本稿を通じて、体系的に管理する仕組みづくりに着手するきっかけにしてもらいたい。
仕組みづくりのイメージ
株主総会議事録や定款を管理する仕組みづくりでは、前回の解説のとおり、定款変更に関する株主総会議事録を「点」、定款変更に関する株主総会の決議内容が反映された定款を「線」とするイメージを念頭に置く。この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
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