〔知っておきたいプロの視点〕
病院・医院の経営改善
─ポイントはここだ!─
【第14回】
「総合入院体制加算を算定する意義」
東京医科歯科大学医学部附属病院
特任講師 井上 貴裕
1 総合入院体制加算とは
総合入院体制加算は、総合的かつ専門的な入院医療を24時間提供する体制を有する病院を評価した加算であり、1日につき120点(14日を限度)として算定することができる。
当該加算を届出する病院は、2010年7月1日現在で、全国で206と少なく、非常にハードルが高い(なお、参考までに同日付で特定集中治療室管理料(いわゆるICUに関する加算)を算定する病院は、624病院・5,215病床であり、その門戸の狭さを確認することができる)。
当該加算は、DPC/PDPSにおける機能評価係数Ⅰで0.0291と評価されており、500床規模の病院であれば当該加算だけで年間1億円程度の真水の増収が期待できる。
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