〔知っておきたいプロの視点〕
病院・医院の経営改善
─ポイントはここだ!─
【第18回】
「救命救急センター~機能と実態~」
東京医科歯科大学医学部附属病院
特任講師 井上 貴裕
1 はじめに
高次の救急医療を担う救命救急センターは三次救急医療機関として、地域の救急医療の最後の砦としての役割が期待されている。
現状では、全国で370病院、6,603床が救命救急入院料を算定しているが(平成24年7月1日現在)、新設される救命救急センターがある一方で、救急医療における豊富な実績を有する医療機関が指定されないケースもあり、その配置及び承認の状況には地域差が存在する。
本稿では、主に公表データを用いて救命救急センターの実態に迫っていく。
2 救命救急センターの配置状況
図表1は、都道府県別の救命救急センターの設置状況である。
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