鵜野和夫の不動産税務講座
【連載9】
広大地の評価(1)
税理士・不動産鑑定士 鵜野 和夫
(一) 広大地の評価は、大幅に減額される
Q
相続で承継した財産の中に、駐車場として利用していた約2,250㎡という広い土地がありまして、相続税の評価で、このような広大な土地については、かなり大きく減額されると聞きましたが、どれくらい減額されるのですか。
税理士
広大地の評価ですね、
ただ、面積が広いというだけでは、広大地の適用を受けられるとは限りません。
ところで、その土地の地形や、その周辺の土地の近隣の土地の利用状況は、どのようになっていますか。
Q
それで、その土地と周辺の状況のわかるようにと、住宅地図を写して持ってきました。
〈評価対象地の概要〉
- 地積:2,250㎡
- 間口:45m
- 奥行:50m
- 用途地域:第一種住居専用地域
- 建ぺい率:50%
- 容積率:100%
- 地形:長方形の中間画地
- 前面道路:幅員6m
- 利用の現況:駐車場用地
- 最有効使用:木造の戸建低層専用住宅の敷地
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。