公開日: 2014/09/11 (掲載号:No.85)
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日本の会計について思う 【第9回】「IES(国際会計教育基準)が日本に求めること」

筆者: 平松 一夫

日本の会計について思う

【第9回】

「IES(国際会計教育基準)が日本に求めること」

 

関西学院大学教授
平松 一夫

 

IES(国際会計教育基準)の認知度

IFRS(国際会計基準)といえば、いまや日本の会計界に知らない者はいない。

しかし、IES(国際会計教育基準)となると、どの程度知られているであろうか。
おそらく認知度はかなり低いと思われる。

会計のグローバル化が進む時代にあって、高度な会計人材を育成することが日本の会計の将来を明るくする重要な方策であるとするならば、IESの認知度が低いことは憂うべき状況である。

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日本の会計について思う

【第9回】

「IES(国際会計教育基準)が日本に求めること」

 

関西学院大学教授
平松 一夫

 

IES(国際会計教育基準)の認知度

IFRS(国際会計基準)といえば、いまや日本の会計界に知らない者はいない。

しかし、IES(国際会計教育基準)となると、どの程度知られているであろうか。
おそらく認知度はかなり低いと思われる。

会計のグローバル化が進む時代にあって、高度な会計人材を育成することが日本の会計の将来を明るくする重要な方策であるとするならば、IESの認知度が低いことは憂うべき状況である。

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連載目次

筆者紹介

平松 一夫

(ひらまつ・かずお)

関西学院大学商学部教授・商学博士

1975年関西学院大学大学院商学研究科修了。同年、関西学院大学商学部専任講師。1985年教授(現在に至る)。2002-08年関西学院大学学長。1977-79年ワシントン大学客員研究員。1991年グラスゴー大学客員教授。2010年インドネシア、サティア・ワチャナ・キリスト教大学・名誉博士。日本学術会議20期・21期会員、22期連携会員。

国際会計研究学会会長、日本会計研究学会会長、アメリカ会計学会副会長、公認会計士・監査審査会委員、企業会計審議会委員、企業会計基準委員会委員等を歴任。
現在、世界会計学会(IAAER)会長、国際会計士連盟(IFAC)国際会計教育基準審議会委員、IFRS財団・教育諮問グループ委員、IFRS翻訳レビュー委員会委員長などを務めている。

日本会計研究学会「太田賞」、日本経営分析学会「学会賞」、アメリカ公認会計士協会・アメリカ会計学会「共同協力賞」、アメリカ会計学会「卓越した国際会計教育者賞」を受賞。『国際会計の新動向』『国際財務報告論』『IFRS国際会計基準の基礎』など著書・論文多数。

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