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令和時代の幕開けに思い馳せる会計事務所経営 【第7回】「マネジメントの醍醐味は人材育成にあり」~社員が辞めない、人が育つ組織作りとは~(組織論③:人材育成編)

未曽有の人材不足に直面し、そもそも採用の本来の目的を忘れていることはないでしょうか。
「面接時に見込んだ能力で、最高のパフォーマンスを仕事で発揮してもらうこと」
これが採用の本来の目的のはずなのに、どうも採用ばかりに躍起になってしまって、本末転倒の状態になってしまってはいませんか?
さらに、採用した社員がただ単に個のパフォーマンスのみを追求するような組織風土では、そもそも組織である必要すらありません。
組織とは様々な個性のある人達が、たった1つの目的を達成するために力を合わせるから「組織」というのではないでしょうか。

#No. 340(掲載号)
# 杉山 豊
2019/10/17

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第25話】「保険契約の名義変更」

「・・・ところで、昨日、納税者から問い合わせがあったのですが・・・」
浅田調査官は急にメモ書き用紙をポケットから取り出して尋ねる。
「・・・同族会社の役員甲が退職することになって、これまで契約者を会社、被保険者を役員甲、死亡保険金受取人を会社とする終身保険に加入していたのですが、これを役員甲の退職金の一部として、現物支給(名義変更)するということなのです・・・」
浅田調査官は、一枚目のメモ書きを中尾統括官に見せる。

#No. 338(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2019/10/03

令和時代の幕開けに思い馳せる会計事務所経営 【第6回】「既成概念を覆して未曽有の人材不足を乗り切る」~事業戦略と組織戦略の融合性~(組織論②:採用編)

ところで、現在、先生の事務所の人手は足りていますか?
間違いなく言えることは、今までの採用戦略ではなかなか人を採用できないということです。
では、どのような戦略を取るべきか。
1つは「事業戦略」を見直すことで「組織戦略」を変更すること。つまり、既存の事業を見直し、人手に左右されないビジネスモデルを構築することです。

#No. 336(掲載号)
# 杉山 豊
2019/09/19

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第24話】「ペット保険と所得控除」

「そうか・・・」
中尾統括官は、昼休みに、新聞を読みながら頷く。
「何を熱心に読んでいるのですか?」
爪楊枝をくわえながら、浅田調査官は、新聞を覗く。
「ペットの保険・・・ですか・・・」
浅田調査官は中尾統括官の背後からつぶやく。

#No. 334(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2019/09/05

令和時代の幕開けに思い馳せる会計事務所経営 【第5回】「自身の“ものさし”が経営の邪魔をしていませんか」~リーダーに必要な条件とは~(組織論①:リーダーシップ編)

おそらく先生方もご存知でしょうし、私が大好きで尊敬する「マネジメントの父」と呼ばれるピーター・ドラッカー博士の著書『ポスト資本主義社会』より、上記の文章を引用させていただきました。
引用文からわかるとおり、今回のテーマは「組織論」、その中でも「リーダーシップ」についてお話させていただきます。

#No. 331(掲載号)
# 杉山 豊
2019/08/16

老コンサルタントが出会った『問題の多い相続』のお話 【第8回】「その相続対策、早計ではありませんか?」~相続増税と時代の流れで、変わる“優先順位”~

冒頭述べた相続税の税負担増になってから、特に富裕者層をはじめとして、節税対策により高い関心を示す情勢となってまいりました。
ただし、未だ大半の人たちは、
「自分だけはまだまだ死なない!」
「税金がかかるほど財産がない!」
と、極力(無理やり?)意識の外に置いている状態ではないでしょうか。

#No. 330(掲載号)
# 木山 順三
2019/08/08

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第23話】「男女平等と寡婦(寡夫)控除」

中尾統括官は、昼休みに、椅子にもたれながら書類を見ている。
「・・・それって、税理士会の建議書ですか?」
突然、背後から、声がする。
「えっ!」
中尾統括官が驚いて振り向くと、浅田調査官がニコニコしながら立っている。
「僕もたまに読んでいるのですが、なかなか面白いですよね。えーとこれは・・・令和2年度税制改正に関する建議書・・・ですね。」

#No. 329(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2019/08/01

令和時代の幕開けに思い馳せる会計事務所経営 【第4回】「あなたはそれでも事業承継をビジネスにしますか」~大廃業時代とどう向き合うか~(後編:独自性マーケティング)

前回に続き「マーケティング」についてお話を展開させていただきます。前回は顧客志向マーケティング、すなわち、顧客理解からその顧客の問題解決を提起することが、マーケティングの第一歩であると綴らせていただきました。
今、中小企業の経営課題は多岐にわたっています。一方で従前の会計事務所のビジネスモデルは陳腐化しつつあり、新たなモデル構築を迫られている。このような環境下で、会計事務所の顧客はまさに中小企業であり、十分な成長可能性を秘めていると確信しています。

#No. 327(掲載号)
# 杉山 豊
2019/07/18

老コンサルタントが出会った『問題の多い相続』のお話 【第7回】「自筆証書遺言の改正で公正証書遺言は不要になるか?」~過去の経験からの学び~

皆さまご案内の通り、このたびの民法等の改正に伴い「遺言制度の見直し」が行われました。その中でも特に身近な項目として、①「自筆証書遺言の作成方法の緩和」(2019年1月13日から)と、②「自筆証書遺言の保管制度の新設」(2020年7月10日から)が挙げられます。
私のようなコンサルタントの身としては、遺言書作成のコンサル依頼を受けますと、極力「公正証書遺言」の作成をお勧めしているのですが、その作成の手軽さから、「とりあえず自筆(証書遺言)で。」と言われるクライアントが結構おられます。

#No. 326(掲載号)
# 木山 順三
2019/07/11

〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第22話】「国税庁のビッグデータの開示」

「中尾統括官!」
浅田調査官は、パソコンの画面を見ながら中尾統括官に声をかける。
「国税総合管理システムの導入費用って・・・すごい金額なんですね。」
浅田調査官の声に、調査報告書を読んでいた中尾統括官は、顔を上げる。
「国税総合管理システム?」
中尾統括官は立ち上がり、浅田調査官のパソコンを覗く。

#No. 325(掲載号)
# 八ッ尾 順一
2019/07/04

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