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〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第33話】「新型コロナウイルスと給付金」

筆者:八ッ尾 順一

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〈小説〉

所得課税第三部門にて。』

【第33話】

「新型コロナウイルスと給付金」

公認会計士・税理士 八ッ尾 順一

 

「10万円か・・・」
浅田調査官はそうつぶやくと、振り返って中尾統括官を見る。
中尾統括官は毎月の事務計画の策定で、電卓を叩いている。

「統括官。」
浅田調査官が、声をかける。

「・・・」
しばらくして、中尾統括官は、顔を上げる。

「なんだ?」
少し機嫌の悪そうな返事である。


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〈小説〉『所得課税第三部門にて。』

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