《速報解説》 「所得税法施行令の一部を改正する政令」が11月19日付官報:号外第254号にて公布~通勤手当の非課税限度額の引上げ~
令和7年11月19日、「所得税法施行令の一部を改正する政令」(政令第380号)が官報号外第254号に掲載され、公布された。
この改正は、令和7年8月7日に人事院が行った「令和7年人事院勧告」において、自動車などの交通用具使用者に対する通勤手当の額の引上げが勧告されたことを受けたものである。
《速報解説》 国税庁、「税務行政におけるオンラインツールの利用について」を公表~令和7年10月から一部国税局でMicrosoft Teams等の利用開始、税務調査等の効率化を推進~
国税庁は令和7年11月、「税務行政におけるオンラインツールの利用について」を公表した。
《速報解説》 会計検査院、「多額の課税売上げを有する法人に係る消費税の簡易課税制度の適用」について検査~吸収合併法人等に対する簡易課税適用判定見直しの可能性~
会計検査院は令和6年度決算検査報告を作成し、令和7年11月5日に内閣に送付した。その中で、特徴的な案件の1つとして「多額の課税売上げを有する法人に係る消費税の簡易課税制度の適用」について、検査の状況と所見等が公表された。
《速報解説》 国税庁、「インボイスの取扱いに関するご質問」を10/28付けで更新~免税事業者等からの仕入れの時期と経過措置の適用に関する2問を追加~
令和7年10月28日、国税庁はホームページ上で「インボイスの取扱いに関するご質問(令和7年10月28日更新)」を掲載し、新たに2問を公表した。
《速報解説》 会計検査院、ストック・オプションに関する多額の課税漏れの可能性を指摘~国税庁が調査体制を厳格化へ~
会計検査院は、役員及び従業員等がストック・オプションの権利行使によって取得した株式の売却益等に関し、多額の課税漏れが発生している可能性が高いとして、国税庁に対し対応の強化を求めた。これを受け、国税庁は令和7年8月に、ストック・オプションに係る課税漏れ防止策として、法定調書の情報等を活用した調査体制の強化を全国の税務署に指示したとみられる。
《速報解説》 国税不服審判所「公表裁決事例(令和7年1月~3月)」~注目事例の紹介~
国税不服審判所は、2025(令和7)年9月30日、「令和7年1月から3月までの裁決事例の追加等」を公表した。追加で公表された裁決は表のとおり、国税徴収法関係及び所得税法関係が各2件、国税通則法関係及び登録免許税法関係が各1件で、合計6件となっている。公表された裁決は、2件が「一部取消し」で、他は棄却となっており、前回と同じく、「全部取消し」となった事例はない。
《速報解説》 令和7年度税制改正に係る「租税特別措置法施行規則の一部を改正する省令」が9月30日付官報:本紙第1558号にて公布
本稿では、令和7年9月30日付で公布された租税特別措置法施行規則の一部改正について解説する。
《速報解説》 国税庁、e-Tax「ID・パスワード方式」の新規発行停止を公表~令和7年10月1日よりマイナンバーカード方式への一本化を推進~
国税庁は9月25日、「ID・パスワードの新規発行停止について」を公表し、令和7年10月1日より「ID・パスワード方式」で使用するID・パスワードの新規発行を停止することを明らかにした。
《速報解説》 石川県輪島市、珠洲市、鳳珠郡穴水町及び鳳珠郡能登町の令和6年能登半島地震に係る国税の申告期限は令和7年10月31日に~今回の告示をもって延長措置は全て終了へ~
国税庁は、令和6年能登半島地震の発生を受け、石川県及び富山県に納税地のある個人・法人を対象として、令和6年1月1日以降に到来する国税の申告・納付等の期限を延長する措置を講じていた。しかし、すでに大部分の地域においては延長措置を終了し、引き続き延長措置が講じられている地域は、石川県輪島市、珠洲市、鳳珠郡穴水町及び鳳珠郡能登町に限られていた。
