公開日: 2014/11/13 (掲載号:No.94)
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公的年金制度の“今”を知る 【第2回】「平成24年の年金改革に対する評価と課題」

筆者: 大東 恵子

公的年金制度の“今”を知る

【第2回】

「平成24年の年金改革に対する評価と課題」

 

特定社会保険労務士 大東 恵子

 

1 平成24年の年金改革の主な内容と評価

平成24年の通常国会において、社会保障と税一体改革関連法案8法が可決され、「年金機能強化法」と「被用者年金一元化法」が成立した。

年金財政の持続可能性の確保のため、税制抜本改革により確保される安定財源によって、平成26年度から基礎年金国庫負担1/2が恒久化される見通しになった。また、「被用者年金一元化法」の成立により、長年の懸案であった被用者年金の一元化が平成27年10月1日に実施されることにより、年金の官民格差が是正される見通しとなった。

このことから、抜本的な年金改革に向けて、これまで進まなかった改革項目に一定の決着がつき、一歩前進する見通しとなったことは評価できる。

 

2 「年金機能強化法」

「年金機能強化法」のうち、私たちの生活に直接関連する年金制度改革の主要5項目について解説し、その評価と課題を述べる。

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【第2回】

「平成24年の年金改革に対する評価と課題」

 

特定社会保険労務士 大東 恵子

 

1 平成24年の年金改革の主な内容と評価

平成24年の通常国会において、社会保障と税一体改革関連法案8法が可決され、「年金機能強化法」と「被用者年金一元化法」が成立した。

年金財政の持続可能性の確保のため、税制抜本改革により確保される安定財源によって、平成26年度から基礎年金国庫負担1/2が恒久化される見通しになった。また、「被用者年金一元化法」の成立により、長年の懸案であった被用者年金の一元化が平成27年10月1日に実施されることにより、年金の官民格差が是正される見通しとなった。

このことから、抜本的な年金改革に向けて、これまで進まなかった改革項目に一定の決着がつき、一歩前進する見通しとなったことは評価できる。

 

2 「年金機能強化法」

「年金機能強化法」のうち、私たちの生活に直接関連する年金制度改革の主要5項目について解説し、その評価と課題を述べる。

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連載目次

筆者紹介

大東 恵子

(おおひがし・けいこ)

特定社会保険労務士
あすか社会保険労務士法人 代表社員

大阪府出身。
同志社大学経済学部卒業後、総合商社勤務を経て、平成9年社会保険労務士登録。
現在は、東京・大阪・名古屋・福島にて事務所展開。
労務相談、各種規程の作成、社会保険手続代行、給与計算代行、助成金の提案など幅広い人事労務サービスを行っている。

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