国外財産・非居住者をめぐる税務Q&A
【第48回】
(最終回)
「相続人が非居住者1人の場合の相続のアドバイスとその後の留意点」
税理士 菅野 真美
- 質 問 -
税理士Aさんに日本に住んでいる高齢の女性Xさんから相談がありました。Xさんは都心で利便性と住環境の良いマンションに1人で住んでおり、年金収入と預金で生活しています。判断能力はまだしっかりとありますが、1人で生活をすることが不自由な状況です。推定相続人は娘Yさん1人ですが、結婚して、20年前から海外に住んでいます。Yさんは日本には預金口座はありません。Xさんからの相談内容は、「残りの人生で安定した生活が営めるように財産を使い、残った財産をすべてYさんに渡したいがどうすればいいか、また、遺言を書かなくとも自動的に財産がYさんに渡るから何もしなくてよいか」というものでした。Xさんの今後の生活と財産承継を念頭に、Aさんはどのようなアドバイスをすればよいですか。
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