公開日: 2014/10/30 (掲載号:No.92)
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有料老人ホームをめぐる税務上の留意点 【第5回】「老人ホームに入居していた場合の小規模宅地等の特例」

筆者: 齋藤 和助

有料老人ホームをめぐる

税務上の留意点

【第5回】
(最終回)

「老人ホームに入居していた場合の小規模宅地等の特例」

 

税理士 齋藤 和助

 

1 はじめに

平成25年度税制改正では、基礎控除の縮減、税率の見直し等とともに、小規模宅地等の特例に係る大幅な見直しが行われた。

具体的には、

  • 特定居住用宅地等の面積制限の330㎡(改正前240㎡)への拡充
  • 特定事業用等宅地等と特定居住用宅地等の限度面積までの完全併用(最大730㎡)
  • 二世帯住宅及び老人ホームに入居している場合の適用関係

などである。

本連載の最終回となる今回は、被相続人が老人ホームに入居していた場合の小規模宅地等の特例の改正点を確認し、その留意点をみていく。

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有料老人ホームをめぐる

税務上の留意点

【第5回】
(最終回)

「老人ホームに入居していた場合の小規模宅地等の特例」

 

税理士 齋藤 和助

 

1 はじめに

平成25年度税制改正では、基礎控除の縮減、税率の見直し等とともに、小規模宅地等の特例に係る大幅な見直しが行われた。

具体的には、

  • 特定居住用宅地等の面積制限の330㎡(改正前240㎡)への拡充
  • 特定事業用等宅地等と特定居住用宅地等の限度面積までの完全併用(最大730㎡)
  • 二世帯住宅及び老人ホームに入居している場合の適用関係

などである。

本連載の最終回となる今回は、被相続人が老人ホームに入居していた場合の小規模宅地等の特例の改正点を確認し、その留意点をみていく。

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連載目次

筆者紹介

齋藤 和助

(さいとう・わすけ)

税理士
齋藤和助税理士事務所

東京都出身 法政大学卒
平成12年 税理士試験合格
平成13年 税理士登録
平成15年 東京都千代田区にて税理士として独立開業
TAC税法実務講座相続税法講師
長年にわたり税賠保険事故の調査を担当

【主要著書】
・『ケーススタディ 消費税実務における判断ミスと対応策』(清文社)
・冊子「事例で確認!消費税実務のうっかりミス対応策」(清文社)
・『税理士損害賠償請求事例にみる事故原因と予防策』(清文社)
・『税理士の専門家責任とトラブル未然防止策』共著(清文社)
・『FP技能士検定試験集中レッスン』共著(成美堂)
・『パーフェクトFP技能士入門』共著(金融財政事情研究会)
・『法人税是否認事例詳解』共著(税務経理協会)
・『相続税贈与税の実務』(TAC出版)
など

  

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