公開日: 2016/10/27 (掲載号:No.191)
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会社役員賠償責任保険(D&O保険)導入時における実務上の留意点-D&O保険を機能させるために- 【第2回】「保険金支払に関するチェックポイント」

筆者: 中野 竹司

会社役員賠償責任保険(D&O保険)導入時における

実務上の留意点

-D&O保険を機能させるために-

【第2回】

「保険金支払に関するチェックポイント」

 

弁護士・公認会計士 中野 竹司

 

前回述べたように、実際に「いざ」というときに自分が加入しているD&O保険が機能するものであるか、契約内容を理解しておく必要がある。その中でも保険金額の上限が最も重要になるであろうが、それに加えて次のような内容もチェックしておく必要がある。

(1) 争訟費用の前払規定

(2) 補償限度額の追加

(3) 保険会社が免責される場合

(4) 告知と免責事由の分離の有無

(5) 保険契約終了後の保険の継続

(6) 退任役員の補償

(7) 組織再編に伴う補償の継続

以下、これらのチェックポイントごとに問題となる点を解説する。

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実務上の留意点

-D&O保険を機能させるために-

【第2回】

「保険金支払に関するチェックポイント」

 

弁護士・公認会計士 中野 竹司

 

前回述べたように、実際に「いざ」というときに自分が加入しているD&O保険が機能するものであるか、契約内容を理解しておく必要がある。その中でも保険金額の上限が最も重要になるであろうが、それに加えて次のような内容もチェックしておく必要がある。

(1) 争訟費用の前払規定

(2) 補償限度額の追加

(3) 保険会社が免責される場合

(4) 告知と免責事由の分離の有無

(5) 保険契約終了後の保険の継続

(6) 退任役員の補償

(7) 組織再編に伴う補償の継続

以下、これらのチェックポイントごとに問題となる点を解説する。

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連載目次

「会社役員賠償責任保険(D&O保険)導入時における実務上の留意点(全3回)」
-D&O保険を機能させるために-」

筆者紹介

中野 竹司

(なかの・たけし)

弁護士・公認会計士

太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)入所後、会計監査、株式上場支援、及び財務デューデリジェンス業務を経験した後、司法試験に合格し司法研修所に入所。弁護士登録(東京弁護士会)し同監査法人に復帰。会計監査、法務案件を担当したのち退職。
現在、奥・片山・佐藤法律事務所 パートナー弁護士。

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