顧客との面談が“ちょっと”苦手な
税理士のための面談術
【第6回】
「相手の心を開かせる『傾聴』にトライしましょう」
有限会社コーディアル
代表取締役
坪田 まり子
皆さん、こんにちは。坪田まり子です。
前回は「雑談」の有用性についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。
私の連載を有効にご活用いただくためには、「読む」だけで納得するのではなく、「すぐに試してみる」ことにあると思います。雑談が上手にできるようになるかどうかは、まずは勇気、次はその場に慣れていくことが大切だからです。
試した結果、うまくいった場合には自分を誇らしく嬉しく感じるものですが、それ以上に、相手も嬉しくなるはずです。「この先生に逢えてよかった!」と思ってもらえることこそ、ビジネスチャンス拡大につながります。
ぜひ私の連載内容は、頭の中の知識にとどめるだけでなく、実際にご活用いただくことをお勧めいたします!
◆ ◆ ◆
さあ今回は、その雑談時や本論に入った際の「聞き方」についてお話します。
「話す」という行為以上に、「聞く」という行為は大切だと考えています。なぜならば、皆さんが切り出す話題がどんなに良い内容でも、それが上手に展開されるかどうか(相手が十分に情報を開示してくれるかどうか)は、相手がちゃんと話してくれなければ意味がないからです。
そしてそれは、皆さんの「聞き方」如何にかかっています。相手の要望をしっかりと全部聞き出すためには、傾聴の良し悪しが大きな違いを生み出します。
皆さんは、「傾聴」は得意でしょうか?
話すことも苦手だし、前回の雑談も。。。とおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。
大丈夫です!
自分から話をすることや雑談に自信がない方こそ、傾聴を得意にすることで、上手に会話が弾むようになるはずだからです。
安心して、今回も先を読み進めてくださいませ。
◆ ◆ ◆
まずは傾聴の意義からお話します。傾聴の姿勢を示すことが、相手とのより良いコミュニケーションの始まりです。皆さんが相手のニーズをしっかりつかんでこそ、的確なアドバイスができるはずです。
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