公開日: 2017/07/20 (掲載号:No.227)
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海外勤務の適任者を選ぶ“ヒント” 【第4回】「「家族持ち」はメリットになりうるか?」

筆者: 西田 純

カテゴリ:

海外勤務適任者選ぶ“ヒント”

【第4回】

「「家族持ち」はメリットになりうるか?」

 

中小企業診断士 西田 純

 

連載4回目となる今回は、これまで着目してきた“個人の資質”から少し観点を変えて、家族帯同を前提とした人選についてお話したいと思います。

 

1 家族帯同による海外勤務

そもそも「積極的に独身者を選ぶ」、という選考基準でもあれば別ですが、ある程度の業務経験を基準に海外勤務者を選定すると、どうしても家族を持った人が候補に挙がってくるケースが多いのではないでしょうか。

子弟教育などの負担が増える40代後半以降だと、単身赴任という選択肢も出てくるかもしれませんが、家族帯同の経験は、その人が外地で過ごす数年を彩り、人生を豊かにするかけがえのない財産になりうるものです。

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【第4回】

「「家族持ち」はメリットになりうるか?」

 

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1 家族帯同による海外勤務

そもそも「積極的に独身者を選ぶ」、という選考基準でもあれば別ですが、ある程度の業務経験を基準に海外勤務者を選定すると、どうしても家族を持った人が候補に挙がってくるケースが多いのではないでしょうか。

子弟教育などの負担が増える40代後半以降だと、単身赴任という選択肢も出てくるかもしれませんが、家族帯同の経験は、その人が外地で過ごす数年を彩り、人生を豊かにするかけがえのない財産になりうるものです。

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連載目次

筆者紹介

西田 純

(にしだ・じゅん)

中小企業診断士

FSコンサルティング
http://fs-consultant.net/

1959年北海道生まれ。北海道大学経済学部卒。新日本製鐵(株)、国際機関勤務を経て2008年に独立・開業。
中小企業の海外進出支援を手掛ける傍ら、技術協力分野の専門家として国際協力機構、国連工業開発機関、欧州復興開発銀行等で中小企業育成事業に携わる。

現在は中小企業向け戦略構築・人材育成ツール「Future SWOT©」の普及を手掛けている。

【著書】
『基礎から財務分析までみるみるわかるフィージビリティスタディ入門』(2008年、日刊工業新聞社)

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