公開日: 2018/03/15 (掲載号:No.260)
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海外勤務の適任者を選ぶ“ヒント” 【第12回】「撤退に向けた調査段階で海外派遣者が果たすべき役割」

筆者: 西田 純

カテゴリ:

海外勤務適任者選ぶ“ヒント”

【第12回】
(最終回)

「撤退に向けた調査段階で海外派遣者が果たすべき役割」

 

中小企業診断士 西田 純

 

市場環境の急激な変化や取引先との関係が作用して、海外子会社を至急売却しなくてはいけない、というような場合を除き、海外事業の整理についてはある程度しっかりした調査を行う必要があります。

具体的には、清算と売却のそれぞれのケースについて、想定される損益及び課税の内訳と、清算も売却もせずに会社を休眠扱いにした場合のメリット・デメリットの比較がそれに当たります。税務会計の専門的な知識も要求されるため、通常は本社の経理部などから専門のスタッフを出張させるケースが多いと思います。

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【第12回】
(最終回)

「撤退に向けた調査段階で海外派遣者が果たすべき役割」

 

中小企業診断士 西田 純

 

市場環境の急激な変化や取引先との関係が作用して、海外子会社を至急売却しなくてはいけない、というような場合を除き、海外事業の整理についてはある程度しっかりした調査を行う必要があります。

具体的には、清算と売却のそれぞれのケースについて、想定される損益及び課税の内訳と、清算も売却もせずに会社を休眠扱いにした場合のメリット・デメリットの比較がそれに当たります。税務会計の専門的な知識も要求されるため、通常は本社の経理部などから専門のスタッフを出張させるケースが多いと思います。

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連載目次

筆者紹介

西田 純

(にしだ・じゅん)

中小企業診断士

FSコンサルティング
http://fs-consultant.net/

1959年北海道生まれ。北海道大学経済学部卒。新日本製鐵(株)、国際機関勤務を経て2008年に独立・開業。
中小企業の海外進出支援を手掛ける傍ら、技術協力分野の専門家として国際協力機構、国連工業開発機関、欧州復興開発銀行等で中小企業育成事業に携わる。

現在は中小企業向け戦略構築・人材育成ツール「Future SWOT©」の普及を手掛けている。

【著書】
『基礎から財務分析までみるみるわかるフィージビリティスタディ入門』(2008年、日刊工業新聞社)

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