日本の会計について思う
【第12回】
(最終回)
「世界会計学会(IAAER)の存在意義」
関西学院大学教授
平松 一夫
フィレンツェで世界会議を開催
2014年11月、イタリア・フィレンツェで世界会計学会(IAAER)の「会計教育者・研究者世界会議」が開催された。
簿記・会計の歴史を語る上でイタリアは重要である。1494年、ルカ・パチオリが最古の簿記書といわれる『ズンマ』を出版したのがイタリアであった。今回の世界会議は開催校であるフィレンツェ大学のキャンパスを主会場として開催されたが、フィレンツェ市の特別な配慮で初日の開会式と開会レセプションはヴェッキオ宮で開かれた。
私はそこで、会長として開会挨拶をしたのであるが、歴史的建造物で挨拶できたことは記念になる出来事であった。なお、パチオリはフィレンツェ大学の教員をしていたこともあり、そのことも今回の世界会議に、会計学者としての感慨を覚えさせてくれた。
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