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『繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)』への対応ポイント 【第3回】「企業の分類の見直しと監査委員会報告第66号との比較(その2)」

前回に引き続き、「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会。以下「監査委員会報告第66号」という)と比較しながら、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)」(企業会計基準適用指針公開草案第54号。以下「公開草案」という)における企業の分類を取り上げ、(分類4)と(分類5)に関するポイントについて解説する。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

#No. 128(掲載号)
# 阿部 光成
2015/07/16

『繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)』への対応ポイント 【第2回】「企業の分類の見直しと監査委員会報告第66号との比較(その1)」

公開草案は、「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会。以下「監査委員会報告第66号」という)における企業の分類に応じた取扱いの枠組みを基本的に踏襲した上で、当該取扱いの一部について必要な見直しを行っている(公開草案15項、16項、63項)。

#No. 127(掲載号)
# 阿部 光成
2015/07/09

『繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)』への対応ポイント 【第1回】「公開草案の読み方」

平成27年5月26日、企業会計基準委員会は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(案)」(企業会計基準適用指針公開草案第54号。以下「公開草案」という)を公表し、意見募集を行っている(意見募集期間は、平成27年7月27日まで)。
公開草案は、現行の「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会。以下「監査委員会報告第66号」という)を、基本的に引き継ぐものであるが、新たに規定された部分については、実務に大きく影響するものと考えられる。

#No. 126(掲載号)
# 阿部 光成
2015/07/02

経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第75回】税効果会計⑥「法人税等調整額の計上」

当社(A社)は会計上棚卸資産の評価損を、X1年3月期において200、X2年3月期において300計上しています。この評価損については、税務上損金算入が認められないため、X1年3月期及びX2年3月期の課税所得を計算する上で加算しています。また、当社は時価のある有価証券を保有しています。X2年3月期に繰延税金資産を計上するに当たり注意すべき点があれば教えてください。

#No. 111(掲載号)
# 横塚 大介
2015/03/19

経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第74回】税効果会計⑤「繰延税金資産の回収可能性」

Q 当社はX1年3月期において、帳簿価額50の棚卸資産について、会計上、評価損を30計上しました。この評価損については、税務上、損金算入が認められないため、課税所得を計算するに当たり当該評価損を加算しました。将来発生すると見込まれる課税所得がこの評価損の金額に満たない場合、繰延税金資産の金額はいくらになりますか。

#No. 110(掲載号)
# 横塚 大介
2015/03/12

経理担当者のためのベーシック会計Q&A 【第73回】税効果会計④「法定実効税率の算定」

Q 繰延税金資産・負債の計算に用いられる法定実効税率の意義とその算定方法を教えてください。

#No. 109(掲載号)
# 横塚 大介
2015/03/05

フロー・チャートを使って学ぶ会計実務 【第6回】「連結納税における税効果会計」

税効果会計は大きく「個別財務諸表における税効果会計」(第4回参照)、「連結財務諸表における税効果会計」(第5回参照)、「連結納税における税効果会計」に分けることができる。
今回は「連結納税における税効果会計」について解説する。
連結納税における税効果会計は、個別財務諸表から連結財務諸表まで、以下の10のステップに分けることができる。

#No. 75(掲載号)
# 西田 友洋
2014/06/26

フロー・チャートを使って学ぶ会計実務 【第5回】「連結財務諸表における税効果会計」

税効果会計は大きく「個別財務諸表における税効果会計」、「連結財務諸表における税効果会計」、「連結納税における税効果会計」に分けることができる。前回は「個別財務諸表における税効果会計」について解説したが、今回は「連結財務諸表における税効果会計」について解説する。「連結納税における税効果会計」は次回取り上げたい。

連結財務諸表の作成は、親会社及び連結子会社の個別財務諸表を単純合算することから始まる。本解説では、単純合算「後」を解説する。
連結財務諸表における税効果会計は、以下の5つのステップに分けることができる。

#No. 71(掲載号)
# 西田 友洋
2014/05/29

フロー・チャートを使って学ぶ会計実務 【第4回】「個別財務諸表における税効果会計」

「税効果会計」とは、将来の税金を減少させる効果を繰延税金資産として計上し、将来の税金を増加させる効果を繰延税金負債として計上する会計処理である。
例えば、会計上は当期に費用計上するが、税務上は翌期以降に損金算入する場合、将来に損金算入されることにより将来の課税所得が減少し、将来の税金が減少する。この減少の原因は当期に発生しているため、当期に繰延税金資産(回収可能性ありの場合、詳細は【STEP4】参照)として計上する。

#No. 66(掲載号)
# 西田 友洋
2014/04/24

復興特別法人税の廃止に伴う税効果会計適用上の留意点

平成26年3月31日、所得税法等の一部を改正する法律(以下、改正法)が公布された。この中で、「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」いわゆる復興財源確保法についても一部改正され、復興特別法人税が1年前倒しで廃止されることとなった。
本稿では、復興特別法人税の廃止により、税効果会計適用上どのような対応が必要となるかについて解説する。
文中、意見に関する部分は筆者の私見であり、筆者が所属する法人の見解ではないことを申し添える。

#No. 64(掲載号)
# 石川 理一
2014/04/10

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